【映画】「42~世界を変えた男~」観ました
週に1つ映画を観ているのでその感想でも。
今回は「42~世界を変えた男~」。
映画のお勧めがあればコメント欄へぜひ。洋画はAmazonレンタルに吹替版があれば見ます。
作品
2013年公開のアメリカ映画。Amazonプライム会員なら無料。
あらすじ
4月15日。その日、大リーグではグラウンドにいる全員が背番号「42」をつける。どのチームの、どの選手も。敵も、味方も、関係なく。「42」――それは、大リーグで唯一の、全球団共通の永久欠番。その裏側に、鳥肌の立つようなドラマがあった。(Amazon商品紹介ページより)
今日のおやつ
今回食べたおやつはカルビーのポテトチップス コンソメトリプルパンチ。
期間限定商品ということで購入。おなじみカルビーのコンソメポテトチップス。Wパンチのさらに上、コンソメ風味3倍のトリプルパンチで大きなチキンのつぶつぶ入りが特徴とのこと。味は少ししょっぱいコンソメポテトチップス。コンソメに関しては味よりも匂いに3倍を感じた。しょっぱさはコンソメではなくチキンのつぶつぶからきているのかもしれない。けして美味しくないわけではないが個人的にはWパンチの方がポテトチップスらしくて好きかな。そのあたりは好みだね。
Sorryじゃないんだよ
実在する話を元にしたノンフィクションの伝記映画。人種差別問題が色濃く残っていた1947年当時の黒人選手が一人もいなかったメジャーリーグが舞台。主人公のジャッキー・ロビンソンはメジャーリーグ初の黒人選手。ジャッキーは人種差別により世間のみならず対戦相手やチームメイトからも不当な扱いを受ける事を承知のうえでピッチに上がる。タイトルの42はジャッキーの背番号で、その功績が称えられ現在アメリカとカナダの全ての野球チームで永久欠番となっている。
アメリカの人種差別の歴史に詳しくなかったので劇中のトイレなどに「White only(白人のみ)」と書いてあったり、球場に「Colered(有色人種)」専用の入り口があったことに驚いた。以前「Japanese only」という横断幕を掲げた浦和レッズのサポーターによる人種差別が問題になった事があったが、怒りの背景にはこういった歴史があったのかもしれない。
そういえば過去のインターネット上では日本語のみのウェブサイトという意味で「Sorry,Japanese only」という記載をよく見かけた。これを日本人以外お断りという意味に捉えられてしまうと差別主義者のサイトということになってしまう。その自覚がないと分かっていれば間が抜けていて笑える話とは言え、英語表現には気を付けないといけないな。
やり返さない勇気
今回印象に残ったのはシーンではなくドジャーズの会長のブランチ・リッキーという登場人物。チームにジャッキーをスカウトすることを決めた人物で、ジャッキーが受ける扱いとそれに対してどう振舞うのが正解なのか、そして多大なストレスに晒される肝心のジャッキーをどう導いていくか全てお見通しだったのが見事だった。特に心無い周囲への対応の仕方は、現実やインターネット上で不当な扱いを受けた時の対応に通ずる部分があると思う。
最初はあまり興味のない野球の映画ということで不安もあったが、メインは人種差別との闘いでジャッキーの葛藤や彼を支える人々の応援、活躍するにつれ変わっていく周囲の反応など楽しく視聴することができた。同じく野球に興味のない人にもおすすめできる作品!