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【映画】「海よりもまだ深く」観ました

週に1つ映画を観ているのでその感想でも。
今回は「海よりもまだ深く」。
映画のお勧めがあればコメント欄へぜひ。洋画はAmazonレンタルに吹替版があれば見ます。

作品

コメントでお勧めして頂いた2006年公開の邦画。Amazonプライム会員なら無料。主人公役が阿部寛、その母親役が樹木希林と出演者が豪華。

あらすじ


笑ってしまうほどのダメ人生を更新中の中年男、良多(阿部寛)。15年前に文学賞を1度とったきりの自称作家で、今は探偵事務所に勤めているが、周囲にも自分にも「小説のための取材」だと言い訳している。元妻の響子(真木よう子)には愛想を尽かされ、息子・真悟の養育費も満足に払えないくせに、彼女に新恋人ができたことにショックを受けている。そんな良多の頼みの綱は、団地で気楽な独り暮らしを送る母の淑子(樹木希林)だ。ある日、たまたま淑子の家に集まった良多と響子と真悟は、台風のため翌朝まで帰れなくなる。こうして、偶然取り戻した、一夜かぎりの家族の時間が始まるが――。(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ

Amazon商品紹介ページより

今日のおやつ

今回食べたおやつは「カルビー ポテトチップス 極濃ミートソース味」

ミートソース味というのが珍しかったので購入。フレーバーはその名の通り濃いめのミートソースの味そのもの。ポテトチップスからミートソースの味がするのは不思議な感覚だった。ポテトチップスとの相性は良かったので、ミートソースが好きな方にはおすすめできる一袋。

ダメなおじさん

あらすじの通り取材と称して探偵事務所に勤めているバツイチの小説家のダメ男が主人公の映画。ギャンブル好きで金がなく養育費すら満足に払えないでいる。そのくせ、過去に1度だけ文学賞を取ったことがあるためか、小説家として変にプライドが高くなってしまったところも哀れみを誘う。

物語はそんな男の日常を中心に展開され、後半はひょんなことから別れた妻子と共に母親が1人で暮らしている団地に泊まることになる。とは言え、別段大きな展開があるというわけではない。ただ淡々とそれぞれの登場人物の心情が描かれているのが心地いい作品だった。

しっかりしている若者

印象に残ったのは主人公の勤めている探偵事務所にいた後輩の若者。主人公に比べてずっとしっかりいるが、それゆえにダメな主人公の事を慕っている様子が見てとれた。この若者は母子家庭で育ったようで、もしかしたら子供を大事に思う主人公が自分の父親と重なり、その思いを感じ取れるのが嬉しかったのかもしれない。

他にも樹木希林演じる母親や元妻役の真木よう子の冷たい態度も好きだった。親子の性格や口癖が似ているところなども細かくて良かった!

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